「ペットボトルは何曜日に出せばいいの?」「キャップとラベルは外したあと、どこに捨てる?」「袋に入れていいのか、袋から出すのか分からない」——ペットボトルは毎週のように出るのに、出す日も入れ方も自治体によって違います。この記事では、大田区・江東区・北区・三鷹市・立川市・秦野市・平塚市の公式サイトを2026年10月13日に確認し、出す日・入れ方・下準備の違いをまとめました。

  • キャップとラベルを外し、中をすすいでつぶすのは、確認した7区市すべてに共通する下準備。外したキャップ・ラベルは、三鷹市・立川市・秦野市・平塚市ではプラスチックの日に出す
  • 入れ方は3通りある。大田区・立川市・秦野市・平塚市は透明・半透明などの袋に入れて出し、江東区・北区は袋から出して集積所のコンテナや回収用ネットに入れる。三鷹市はカゴやバケツなどの容器で出すよう呼びかけている(袋も可)
  • 収集の頻度は、大田区・北区・秦野市・平塚市が週1回、三鷹市は地区ごとに月2回。洗っても汚れが落ちないものや縦につぶしたものは、資源として出せない自治体がある

ペットボトルは何の日に、どう入れて出す?

多くの自治体で「資源」の日に出しますが、袋に入れるか、袋から出してコンテナやネットに入れるかが分かれます。秦野市・平塚市はプラスチックと同じ日に、袋を分けて出します。

自治体出す日入れ方
大田区資源(7品目)の日。週1回中身の見える袋に入れ、回収日の朝8時までに出す
江東区資源の日(地区ごとの収集日)集積所の緑色のコンテナに、ビニール袋などから出して入れる。朝8時まで
北区びん・缶・ペットボトルのステーション回収。週1回回収用ネット(一部はコンテナ)に、袋などから出して入れる。朝8時まで
三鷹市ペットボトルの日。地区ごとに月2回(第1・3回目または第2・4回目の決まった曜日)カゴやバケツなどの容器で出す。透明か半透明の袋(レジ袋も可)でもよい。午前8時まで
立川市ペットボトル(資源)の日。地区ごとのカレンダーで確認45リットルまでの透明または半透明の袋。指定収集袋でなくてよい
秦野市プラスチック・ペットボトルの日。毎週水曜日ペットボトルだけを透明か半透明の袋に入れ、プラスチックの袋とは分けて置く。日の出から午前8時30分まで
平塚市ペットボトル・プラクルの日。週1回透明か半透明の袋(黒は不可)に入れ、資源再生物のステーションへ。早朝から8時30分まで

(出典: 大田区「資源(7品目)」、江東区「資源の出し方」、北区「びん・缶・ペットボトル(ステーション回収)」、三鷹市「ペットボトルの出し方」、立川市「ペットボトルの出し方」、秦野市「プラスチック・ペットボトル」、秦野市「資源とごみの分け方・出し方」、平塚市「ペットボトル」、平塚市「家庭のごみ・資源の分け方・出し方」)

江東区では、資源のコンテナが回収日の前日の午後に集積所へ配られ、当日の朝に最初に出す人がコンテナを立ち上げます。北区のペットボトル用ネットも、原則として回収日の前日に業者が設置し、回収後に撤収しています。どちらも、袋ごと入れると回収できないので、中身だけを入れます(出典: 江東区「資源の出し方」、北区「びん・缶・ペットボトル(ステーション回収)」)。

三鷹市では、1回に出せる量は45リットル相当の袋で3袋分までです(出典: 三鷹市「ペットボトルの出し方」)。月2回の収集なので、次の収集日まで家で保管する量も考えておく必要があります。

ペットボトルの出し方を、袋に入れて出す大田区・立川市・秦野市・平塚市、袋から出してコンテナやネットに入れる江東区・北区、容器で出す三鷹市に分け、キャップ・ラベルを外す、すすぐ、つぶすという共通の下準備を添えた比較図

キャップとラベルは、外したあと何ごみ?

確認した7区市はいずれも、キャップとラベルを外すよう案内しています。外したものは、三鷹市・立川市・秦野市・平塚市ではプラスチックの日に出します。

自治体キャップ・ラベルの出し先ボトルに残るリング
三鷹市キャップはプラスチック類。ラベルは素材の種類に分けて出すページに記載なし
立川市ラベル・キャップとも容器包装プラスチックの日取り外す必要はない
秦野市キャップ・ラベルともプラスチックページに記載なし
平塚市キャップ・ラベルともプラクル(容器包装プラスチック)ボトルについたキャップの残りは取り外さなくてよい

(出典: 三鷹市、立川市、秦野市、平塚市)

大田区・江東区・北区のペットボトルのページは、キャップ(江東区は「フタ・栓」)とラベルを外すよう求めていますが、外したものの出し先は同じページには書かれていません。区のプラスチックの出し方のページか、分別の品目一覧で確認してください(出典: 大田区、江東区、北区)。

キャップを外したあとに首の部分に残る輪(リング)は、立川市と平塚市が「外さなくてよい」と明記しています。ハサミで無理に切ろうとしてボトルを傷つけるより、そのまま出すほうが、両市の案内に沿った出し方になります。

つぶし方や汚れたペットボトルに決まりはある?

つぶして出すのは共通ですが、立川市は「横につぶす」と向きまで決めています。洗っても汚れが落ちないものは資源にならず、出し先は燃やすごみの自治体と燃やせないごみの自治体に分かれます。

自治体つぶし方資源にならないものの出し先
江東区つぶせるものは軽くつぶす洗っても油分などの汚れが落ちないものは、ごみとして出す(燃やすごみ)
北区足などでつぶすページに記載なし
三鷹市必要に応じて軽くつぶす汚れたり加工したりしたものは燃やせるごみ
立川市横につぶす縦につぶした、工作などで切った、汚したものは燃やせないごみ
平塚市握ったり踏みつぶしたりして体積を減らす洗ってもきれいにならないものや異物が入ったものは可燃ごみ

(出典: 江東区、北区、三鷹市、立川市、平塚市)

同じ「汚れたペットボトル」でも、三鷹市・平塚市・江東区では燃やす側、立川市では燃やせないごみです。引っ越してきたばかりの人は、前の自治体の習慣のまま出さず、資源にならない場合の出し先まで確かめておいてください。

秦野市は、すすぐ理由として「きれいな状態だと悪臭がせずリサイクルも円滑に進む」と説明し、ペットボトルを入れた袋をプラスチックの袋と分けて置くよう求めています(出典: 秦野市「プラスチック・ペットボトル」)。

洗剤や油のボトルもペットボトルとして出せる?

出せません。ペットボトルとして出せるのは、飲料やしょうゆなどのボトルで、PETマーク(三角形の中に「1」)があるものです。洗剤・シャンプー・油のボトルは、プラスチックの日に出します。

迷ったときは、ボトルのラベルや底の識別マークを見るのが早道です。マークが「PET」でも、卵パックのようなボトル形でないものは、大田区・平塚市ではプラスチック側になります。

収集日を待たずに出す方法はある?

三鷹市は、ペットボトルやキャップを店頭で回収している市内の店舗を一覧で公開しています。北区も、店舗が自主的に行う資源回収を案内しています。

三鷹市の一覧には、ペットボトルとキャップの両方、またはキャップだけを受け付ける店舗が載っています。利用するときは、それぞれの店のルールに従って出すよう案内されています(出典: 三鷹市「ペットボトルの出し方」)。北区は「ペットボトル・紙パック・発泡トレイ(店舗での自主的な資源回収)」のページを設けています(出典: 北区「資源ごみの分け方・出し方」)。

店頭回収は自治体の収集とは別の取り組みで、受け付ける品目や時間は店ごとに違います。集積所に出す場合は、自治体の収集日と時間を守ってください。

自分の自治体では、どこを見ればわかる?

市区町村の「資源」または「ペットボトル」の出し方のページと、プラスチックの出し方のページの2つを見ると、出す日・入れ方・キャップの行き先がわかります。

調べる順番は次のとおりです。

  1. 「ペットボトル」や「資源」の出し方のページで、袋に入れるのか、コンテナ・ネットに直接入れるのかを確認する
  2. 同じページで、キャップ・ラベルの出し先と、汚れが落ちないものの出し先を確認する。書かれていなければプラスチックの出し方のページを見る
  3. 収集日は、町名・丁目ごとのカレンダーで確かめる。三鷹市のように月2回の地域もある
  4. 時間は朝8時までの自治体が多いが、秦野市・平塚市は午前8時30分まで。前の晩から出してよいかも自治体の案内に従う

収集日の調べ方は、ごみ収集カレンダーの確認方法で、紙・PDF・アプリでの入手方法を比べています。資源として出したペットボトルがその後どう処理されるかは、分別したゴミが収集後にどこへ行くのかで説明しています。横浜市がスプレー缶を「缶・びん・ペットボトル」の袋に混ぜないよう呼びかけている理由は、スプレー缶・カセットボンベの出し方にまとめました。

くらしぽーたるの地域別ガイドでは、大田区・江東区・北区・三鷹市・立川市・秦野市・平塚市などの分別区分と収集日の調べ方をまとめています。そのほかの地域はごみ分別ガイドから選べます。

本記事の内容は、2026年10月13日に各区市の公式サイトで確認した情報です。分別のルールや収集日は変わることがあるため、出す前にお住まいの市区町村の公式サイトで確認してください。